NPO法人 女子中高生理工系キャリアパスプロジェクトは、2025年3月29日に埼玉県久喜市にて、「ガールスカウト埼玉県連盟」「久喜イノベーションの会」との共催で「可能性を広げよう ゆめ★ロケット」を開催しました。
本イベントは、夏学のエッセンスである「参加者自らが体験し、考え、伝えるキャリアプランニング」を広げるため、さまざまな場所で体験できるよう企画し、各地で実施している1日企画の一環です。
今回は、小学生を含めて、16人が参加しました(小学生:12人、中学生:2人、高校生:2人)。
対象を小学生にまで広げ、特に理工系への関心がまだ高くなく、将来の文理選択も先のことと感じている世代に向けて理工系進路の魅力を伝えることで、将来の選択肢を広げ、自らキャリアプランを描き、その実現に向けて主体的に取り組む力を育むことを目指しました。
イベントの前半ではアイスブレイクを行い参加者同士の距離を縮めた後に、「自分の夢ってなんだろう」と題して、グループに分かれて大学生や社会人のTAとワークを行いました。
将来の夢・目標や少し先の未来で取り組みたいこと、今取り組みたいことをワークシートに書き込み、キャリアプランを作成しました。ここで出たそれぞれの夢を、後半で製作するロケットに描いて飛ばし、キャッチしようという企画でした。

後半では、久喜イノベーションの会より、植松電機の植松努氏による「どうせだめをなくしたい」の動画を上映いただき、全員で視聴しました。
その後、グループで協力してロケット(α-7)を製作し、完成したロケットには将来の夢を描いて、大空へと打ち上げました。
最後に、グループワークで描いたキャリアプランを発表し合い、お互いにエールを送り合いました。

イベントを通して参加者からは、「夢を持つことの大切さを知ることができた」「他の人の意見を自分の人生に生かす機会になったりして楽しかった」「自分の夢についてよく考えられたのと、同年代の仲間たちと会えたことがよかった」といった感想をいただきました。

本イベントでは、小学生から高校生までの幅広い年代の方にご参加いただきました。
みなさんが将来の目標に向かって活躍されることを心待ちにしております。