「秋学」は、茨城県内の女子高生16名と保護者12名が参加し、10月26日に茨城大学日立キャンパスで実施されました。
この企画のきっかけは、茨城大学工学部が女子の理工系進学への支援に力を入れていることを知ったことと、夏学への茨城県からの参加が少ないように感じていたことでした。実施内容は、1日で、キャリア講演を2講演、実験実習(各学科から一つずつ合計5種類)、キャリアプランニングを行いました。



キャリア講演については、社会人経験があり、子育てもしている大学教員と、工業高校出身で、日立製作所で工学系の業務を行い、南極観測隊にも参加した若手技術者の2名の講演でした。どちらも、「自分のやりたい」気持ちを大切に、ポジティブに仕事も日常生活も送っていることがよくわかる講演でした。また、茨城県内に在住、在職であることが話題の中にちりばめられており、生徒たちにとって身近に感じられる講演でもありました。おそらく、参加した生徒たちは、社会人になってから方向転換をしたり、新しいことにチャレンジしたりなど、自分たちの身の回りにいる大人とは、少し異なるキャリアパスを持つ先輩に刺激を受けたのではないでしょうか。
また、キャリアプランニングは、GSTEM-CPPから3名と茨城大学工学部から2名のTAも参加し、今年の夏学の学生企画委員長が主となり行われました。参加生徒たちは、少し先を歩く大学生・大学院生とワークショップ形式で直接ディスカッションできたことで、キャリア講演から得た刺激に加え、より現実的に自分の将来と向き合う時間を持ったのではないでしょうか。
その結果、およそ2時間という短い時間で、キャリアプランを作成し、発表まで行うことができました。発表には、講演や実験に直接かかわった先生方だけでなく、茨城大学工学部のスタッフや日立製作所関係者の方も積極的に参加してくださり、付箋に丁寧にコメントを入れて、生徒の発表を評価し、応援してくださいました。


キャリアプランニングと並行して、保護者向けの企画も行われ、茨城大学の説明とともに、「アンコンシャスバイアス」についても知る良い機会となりました。
閉会式には、実験実習を担当してくださった先生方も参加してくださり、この企画に参加した全員で記念撮影を行いました。
募集締切後は、参加者の少なさが懸念事項でしたが、当日キャンセルもなく、少人数ならでは、地方版ならではのメリットが十分に生かされた企画であったと感じられました。
協力組織からの詳細な内容紹介は下記を参照ください。
日立製作所様:https://digital-highlights.hitachi.co.jp/_ct/17802720
茨城大学工学部様:https://girl.eng.ibaraki.ac.jp/houkoku-akigaku/

