2025年11月15日(土)、NPO法人女子中高生理工系キャリアパスプロジェクトは、信州大学との共催で、理工系進路を考えている女子中高生の皆さんと理工系の様々な分野で活躍する科学者や技術者の皆さんとが夢や進路について語らうイベントを、信州大学繊維学部において実施しました。
長野県内に在住・在学する中高生10名および保護者8名が参加し、和やかな雰囲気の中で1日を通して理工系の学びや将来について深く考える時間となりました。
開講式後のアイスブレイク「マシュマロチャレンジ」では、生徒同士がすぐに打ち解け、工夫を凝らした”パスタのタワー”が次々と生まれました。緊張もほぐれ、会場には笑顔があふれていました。

信州大学繊維学部・橋本朋子准教授、日置電機株式会社・庄田愛子さんのお二人から、学生時代の経験や進路選択のエピソード、現在のお仕事の魅力をお話しいただきました。
生徒さんや保護者の方々が熱心にメモを取り、普段触れる機会の少ない理工系の世界を身近に感じる貴重な時間となりました。

昼食を挟んだ午後の最初のプログラムでは、サイエンスアドベンチャーⅠ「ミニ科学者になろう」と題し、参加者が4つのグループに分かれ、信州大学の教員やTAのガイドのもと、本格的な研究設備と専門の器具を使った科学実験に挑戦しました。大学の研究施設に足を踏み入れるのは初めてという生徒さんも多く、実験に取り組む姿は興味津々でした。「大学生活がイメージできた」「勉強のモチベーションが上がった」という声も寄せられました。


サイエンスアドベンチャーⅢ「自分の夢をみんなに伝えよう」
閉会式
続いて、参加者たちはサイエンスアドベンチャーⅡ「技術者や先輩と話そう」 とサイエンスアドベンチャーⅢ「自分の夢をみんなに伝えよう」に取り組みました。前半では、キャリア講演でお話し頂いた方たちに加え信州大学の学生TAに加わっていただき、自分の夢や将来やりたいこと、興味があることなどに関する話題を起点に、理工系進路について日々疑問や不安に思っていることについて、座談会形式での意見交換を行いました。普段直接かかわることは中々ない理工系の大学生や社会人のアドバイスを受け、自分の将来像をより具体的に描けるようになった生徒さんもいらっしゃいました。
後半では、座談会で書き留めた付箋をもとに、自分だけの”将来のタイムライン”を作成しました。
完成後は、講師や運営スタッフ、保護者の前で発表し、応援コメントの付箋やシールを貼ってもらいながら、互いにエールを送り合いました。
自分の夢を人前で語ることで自信が芽生えたり、仲間の発表から新しい刺激を受けたりと、温かな時間が流れました。
最後の閉会式では、参加者全員への修了証をお渡しし、全員で記念写真を撮影しました。

今回も、サイエンスアドベンチャーⅡ「技術者や先輩と話そう」に取り組んでいる時間帯を利用して保護者向けのプログラムを行いました。
まず、信州大学繊維学部・村上学部長から信州大学繊維学部の魅力について丁寧なご説明をいただき、続いて会員の市岡恵利子さんから、理工系の進学や就職を考える際の選択肢についてのお話をしました。また、長野県環境保全研究所研究員で、地球環境科学博士でもある高野宏平さんから、自然科学の面白さを知ってもらう講演をいただき、保護者の皆さんに様々な側面から考えていただける内容としました。
生徒さん同士・大学教員・企業の技術者・大学生との交流を通して、理工系分野の魅力を身近に感じ、未来への一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しく思います。
ご参加いただいた皆さま、講師の皆さま、運営にご協力いただいた関係者の皆さま、誠にありがとうございました。
なお、本企画の様子は、地元の新聞社に取材をしていただき、翌日の朝刊で報道されました。来年度以降の同様の企画への参加に繋がることを期待したいと思います。

